ボンディング・リタッチブリーチ / 23g*2+50g*2+15g*2

どうも、学生時代にブリーチし過ぎて髪質がゴム状になったことがある中年です。 びっくりするよな……激しく傷んだ髪ってゴムみたいに伸びるんだぜ……？（白目） ﾜﾀｸｼ本来ならば白髪チラホラが気になるお年頃なんで、今まで白髪染め→カラートリートメントで白髪を抹殺し続けていたんですけども、普通の白髪染めで染めると白髪に色が浸透しづらく、余計白髪が浮くんですよ。 それもこれも地毛が直毛＆極太バリカタなのが悪いんや！ ちまちま何回も染めてられっか！私は帰らせてもらう！（それ死亡フラグな） そんなわけで、いっそブリーチしてカラーバターで無理矢理白髪にも色を乗せる、という暴挙に出て、勢いでgot2bのボン ディングブリーチで18~20トーンぐらいまで抜いちまいました。 「木を隠すなら森に」よろしく、「白髪を隠すならプラチナシルバーに」ってなわけです。 この策が見事に功を奏し、白髪にも色を乗せ放題になったのですが、今度は根元のリタッチに悩まされました。（うん、知ってた） なにせ、従来のボンディングブリーチだとミルク状なので、自律神経ぶっ壊れまくりで年中滝汗の私の場合、塗ったそばから汗でダバーッと流れてしまうのです……。 私は悲しい……滝汗のために高確率で根元ブリーチを失敗してしまう……。 失意の心で再度、リタッチ用ブリーチ剤を探し求めた昨年の11月下旬、本当にナイスタイミングで某密林さんで先行販売されていた本品に出会うことができました。 まず、こちらのブリーチ剤のシリーズはケアブリーチ剤ということで、20年以上前のブリーチ剤と比べると、明らかに髪のダメージの進行がゆっくり進む程度で済んでいます。 既に全体用を10箱超えて鬼リピしていますが、今のところ髪がゴム状に伸びる状態に至っていません。 昔のブリーチ剤なら、10箱も使用してれば切れ毛枝毛ゴム毛のオンパレード、下手したら髪の毛溶けてますよ……ホント、化学の進化は素晴らしい。（経験者は語る） そして、本品は上記の特徴に加えて、大きな特徴の一つとして、その剤形が挙げられます。 撹拌して持ち上げるとしっかり角が立つほどのクレイタイプになっています。 とはいえ、カッチカチな固さではなく、暖かい日のヘアワックスぐらいの固さ。 ブリーチ剤の伸びはとても良く、付属の刷毛でサクサク手早く塗れちゃいますし、脱色力が充分にあるので、2~3mmぐらいの厚さでちょっとずつ塗っても、ばっちり色ムラなく抜けて失敗しませんでした。 どうやら剤形をクレイ状にすることによって、液垂れせずに根元にしっかり留まり、狙った部分をケアブリーチできるようです。 従来品のインナーカラー用も剤形は固めだと思うのですが、本品よりもテクスチャはゆるめ。 あちらはあくまでインナーカラー用で、しかも少量しか入ってないので、本品と比べるとリタッチに使うにはコスパもよろしくありません。 脱色力は、従来品のボンディングブリーチと比べると少々弱くなるものの、1回で15~17トーンぐらいまで抜けたので、リタッチ用の用途（黒い部分だけをトーンアップさせる）を考えれば充分。 内容量は全頭に2.5cmぐらいのリタッチ部分がある前提で、2回分の量が入っています。 ちなみに箱には「3cm以上のリタッチ部分がある場合は、全体用ブリーチをおすすめします」と書いてありました。 実際に1回だけ全頭3.2cmぐらいの時に本品を使用したところ、微妙に足りなかったので、なるべく2cm台まで伸びるまでにブリーチしていったほうが、綺麗にハイトーンカラーを保てると思います。 さて、ここまでいいことばかり書きましたが、一つだけ気になる点はありました。 全頭にのせてコーミングで薬剤を馴染ませる時に、粉状に固まった薬剤が床に散らばるとこが、ちょっとマイナスですねえ。 なので、本品を使う時は、床にビニールやレジャーシートを敷いた状態で使う事を強く勧めます。 というわけで、長々語ってしまって半分レビューじゃなくて与太話じみてしまいましたが、本品すっかり愛用して既に3箱リピして、なんならストック購入するぐらい気に入ってます。 髪がゴム状にならない限りは、これからもずっとこちらを使っていきたい所存。 そして、このレビューがどなたかの参考になればコレ幸いでございます。 …続きをみる